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元抗がん剤病棟の看護師ブログ

抗がん剤病棟で勤務経験あり。抗がん剤に対して漠然とある「恐怖」「不安」を少しでも解消できるよう、私なりに知ってほしいこと、伝えたいことを書いています。知ることで解消できることもきっとあるはず。患者さん・家族に伝えるつもりで綴っています。

【医療者がオススメしない】がん患者さんへのお見舞い品

今回は、私が前から書きたいと思っていたブログ内容です。

お見舞い事情パート2的な感じですかね^^(笑)

 

 

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私が抗がん剤病棟で勤務していたときに、抗がん剤患者さんへの贈り物やお見舞い品ってどうなのかなーって思っていました。

結構、面会者さんは何を渡していいのか戸惑っているような感じもあったり、実際にがん患者さんが有効に使えないものもあったり・・・

 

皆さんが戸惑うかもしれないお見舞い品や贈り物について、今回は書かせていただきます*

 

お見舞い品としてNG&おススメしない物

①生花、ブーケ、鉢植え

お見舞いと言ったら、お花ですよね!普通に考えてそう思うので、贈られる方がいらっしゃるんですが、抗がん剤病棟に生花は持ち込めませんので、生花・ブーケ・かわいい鉢植えはNGです。※病院によっては大丈夫かもしれませんが、私のところはダメでした。

もし、持ってこられた場合は、ナースステーションの奥の部屋に保管させていただき、患者さんの家族が来た時に持ち帰っていただきます。

これは、贈る方ももらった方も悲しい・・・預かった私たち看護師も悲しい・・・

患者さんに贈るために持ってきたのに、十分に楽しむことができないまま持ち帰っていただくことになるのです。。

なので、生花は贈るのをおやめくださいね。どうしても見せたい植物(お庭のバラが咲いたとか)があるのでしたら、お写真で楽しみましょう♪

でも、造花はOKです!!かわいい造花のアレンジメントとかなら、目で楽しむこともでき、癒しにもなりますよね^^

 

②フルーツ盛り合わせ

これもお見舞いの定番なんですが、患者さんの状態によっては、フルーツも食べれるものと食べれない物があるんです。

別記事で後述しますが、抗がん剤の副作用により「骨髄抑制」という免疫が低下した状態であった場合は、皮が剥ける食べ物しか食べることができません(疾患・治療内容や、その患者さんの血球減少状態にもよります)。

たとえば、みかんは皮が剥けるからOK、イチゴは洗って食べるだけだからNG(厳密に言えば、周りを一周剥くならOK)とかそういった感じです。

また、副作用の吐き気(悪心)や食欲不振が出現していた場合、あまり日持ちがしない果物は、吐き気が落ち着くのを待っている間に傷んでしまう可能性もあるのでおススメしません。

また、病室の冷蔵庫も小さいので、かさばってしまうフルーツ盛りは保存に困ります。

 

③食べ物全般

これは果物に限らず、食べ物全般のことです。

抗がん剤治療中は、吐き気があったり、食欲が落ちたり、味覚が変わることもあり、負担になってしまう場合もあるので、食べ物はお見舞い品としておススメしません。個人差も大きいので、あの人はこれは良かったけど、この人はダメというのも常です。家族が持ち帰っているのをよく見かけたので、正直難しいです。

でも、日持ちがするゼリーや無農薬の野菜ジュースは、治療段階でも、これくらいなら食べられるという人もいたので、小腹が空いたときや調子がいいときに食べれるよう冷蔵庫に常備しておくにはいいかもしれません。

 

食べ物を贈るなら

・常温保存ができ、日持ちがするもの

・少量ずつの個包装

・ゼリーやスポーツ飲料などのさっぱりしたもの

                   などがいいと思います。

 

④お見舞金

最終的な結論で言えば、抗がん剤治療は高額になったりするので、現金が嬉しいという人もいる一方で、治療が数クールに及ぶ場合は入退院を繰り返すので、どのタイミングでお返ししていいものなのか負担になる場合もあるみたいです。

特にこれは、がん患者さんとの関係性が重要だと思います。家族・親族なら事情も分かっていることなので、ありがたく受け取れたりすると思いますしね。一概に良いとは言えないので難しいですね。

 

でも、やっぱり金銭的な手助けもしたい!という気持ちも分かります!

こんなのはいかかがでしょうか?

オカード:総合病院なら、コンビニが院内に入っていることも多いので、クオカードならどのコンビニでも大抵使えます。これで、雑誌もお菓子もジュースも何でも買うことができます。

・図書券・図書カード:治療が落ち着いて退屈な時には、雑誌や本が読みたくなるもの。そんな退屈を少しでも緩和でき、気分転換もできるので、図書カードはどうでしょうか^^

・テレビカード:これも入院中に欠かせない、テレビ。基本的に有料なので、毎日のことを考えると、入院生活が長引くと地味にお金がかかるもの。ナースステーションで売り場を聞いて(食堂前とかにあることあり)、カードを購入してお渡しするのもいいなと思います。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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フリーズドライのお味噌汁は保存がきき、気分じゃない病院食が出た時に重宝します。笑


 

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